夏野菜

ツルムラサキは東南アジア原産のツルムラサキ科のつる性 一年生の植物です。 赤紫と緑の品種があり葉と茎が食用になります。 独特のぬめりはムチレージによるものでおひたしや 胡麻和えソテーなどにされます。

ピーマンは熱帯アメリカ原産のナス科の一年野菜です。 果肉は種子以外空洞で独特の風味があります。 ハウス栽培も盛んでほぼ1年中、店頭で手に入り日本では ポピュラーな野菜の一つです。 空洞なのを利用して肉詰め料理や、炒め物、てんぷら などさまざまな料理に利用されます。

キクラゲは、キクラゲ目キクラゲ科のキノコの一種です。 春から秋に、広葉樹のケヤキやニワトコなどの枯れ木に 生育します。 コリコリした触感が特徴で中華料理や豚骨ラーメン、あえ物 炒め物などで食べられています。

シシトウ（獅子唐辛子）は中南米原産のナス科トウガラシ の植物です。 唐辛子という名で唐辛子のような形ですが、緑色でピーマンの ような辛くない実をつけます。 炒める、焼く、揚げるなどさまざまな料理に活用でき緑が 欲しいときにもつけ添えるなど重宝します。

エンドウは地中海地方を原産とするつる性のマメ科植物です。 煎り豆、煮豆やエンドウご飯などのほか和菓子などのあん （うぐいすあん）としても使われています。

トウガンは、ウリ科のつる性一年草です。 果実は夏に収穫しますが冬まで貯蔵することができる ため冬瓜とよばれています。 味にクセがなくあっさりしているため煮物や、汁物、あえ物 漬物、すものなどのほか漬物にも使われています。

フキ（蕗) は、キク科フキ属の多年草です。 早春の花茎をフキノトウ（蕗の薹）といって春の山菜として 食べられますが。成長した蕗は茎が食用になります。 皮をはぎアクを抜いてから煮物や佃煮などにして食べられて います。

トウモロコシは、イネ科の一年生植物でコーンとも 呼ばれています。 茹でたり焼いたり、缶詰などにして食用にされるほか 家畜の飼料としても利用されます。

ズッキーニは、ウリ科カボチャ属の果菜です。 見た目は細長くキュウリに似ていますがカボチャの仲間 になります。 旬は夏で、果実のほか花も食材にされます。 果実は煮物や炒め物に、花は芯を取り揚げ物やソテー などで食べられています。

リーフレタスはレタスの仲間で球形にならず葉を 食用とするので1か月くらいで収穫ができます。 葉は柔らかく主にサラダや付け合わせ等に使われます。