冬野菜

からし菜はアブラナ科アブラナ属の越年草です。 食用となるのは葉や茎で、名前の通り辛み成分があり 油炒めやおひたし、漬物などに利用されています。 種子はからし（和からし）の原料にもなります。

ハクサイはアブラナ科アブラナ属の二年生植物です。 寒さに強く霜に当たると甘さが出ます。 野菜の少ない冬には貴重な野菜で、比較的安価なため なべ物や煮物などのほか塩漬けやキムチなどの漬物にも 重宝されます。

長ネギはアジアを原産とする野菜です。 ネギにはさまざまな種類があり長ねぎはじくがふとく 白い葉鞘の部分と、緑色の葉の部分両方が食されます。 長ネギは日本中で収穫されますが、群馬県の下仁田ネギ や京都の九条ネギは有名です。 なべ物や汁物、シラがねぎなど生でも火を通しても 食べられます。

ケールは地中海沿岸が原産の植物で、生命力が強く 暖かいところでは1年中収穫されます。 食感がよくサラダなどに使われるほか青汁の原料としても 使われています。

水菜はアブラナ科の越年草で株は大きくならず細く長く 伸びます。 寒さに強く歯ごたえがあり、冬期の貴重な青物としてなべ物 などに利用されます。

リーフレタスはレタスの仲間で球形にならず葉を 食用とするので1か月くらいで収穫ができます。 葉は柔らかく主にサラダや付け合わせ等に使われます。

春菊は地中海沿岸を原産とするキク科シュンギクの植物です。 春に黄色い花をさかせますが、花が咲くまでの若葉を 食用にします。 独特の香りがありお吸い物やなべ物、あえ物、おひたしなどに 利用されます。

エリンギはイタリア、フランスなどを原産とするヒラタケ 科のキノコの一種です。 フランス料理やイタリア料理によく使われています。 日本では自生していないので食用に栽培されています。 クセがなく歯ごたえがあり煮物やソテーてんぷらなどに 調理されます。

サツマイモはヒルガオ科サツマイモ属のつる性植物です。 肥大した根が芋になり食用になります。 春に苗を植え晩秋に収穫されます。 甘みがあり蒸したり焼いたりして食べられるほか、ケーキ などにも使われます。

ホウレンソウは中央アジアや西アジアなどを原産とする ヒユ科ホウレンソウ属の緑黄色野菜です。 なじみの深い野菜の一つで栄養価も高く、あえ物、炒め物 おひたしなどにして食べられます。