蕨(わらび)の効果・効能・レシピ・選び方・保存法

春野菜
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四季がはっきりしている日本では、さまざまな旬の野菜が季節ごとに容易に手に入ります。
最近では栽培方法も進化し、一年中食べられるものも増え、旬がわかりにくくなってきた感もあります。
しかし、やはり旬の野菜が一番安価で、おいしく、また栄養価も高いのです。
季節ごとに摂れる野菜を知り、たっぷりおいしく丸ごといただきたいものです。

蕨(ワラビ)とは

蕨(ワラビ)はシダ類の一つで野原や谷地などに自生します。
初夏にまだ蕾の時の蕨を収穫して山菜として食用にします。
苦みがありあく抜きが必要です。

 

蕨(わらび)の旬は

蕨(わらび)は春を代表する山菜で旬は初春から初夏にかけてです。

 

蕨(わらび)に含まれるの栄養成分

・β―カロテン
・ビタミンE
・ビタミンK
・葉酸
・食物繊維
・カルシウム
・ビタミンB2
・カリウム

 

蕨(わらび)の栄養効果

蕨(わらび)には活性酸素を抑える抗酸化作用のあるビタミンEが含まれているためアンチエイジング効果や生活習慣病予防に役立ちます。

その他にも蕨(わらび)には

● 骨粗しょう症予防
● 老化予防
● 便秘解消
● ダイエット効果
● 二日酔い予防
● 貧血予防

などの効能が期待されています。

 

蕨(わらび)の選び方

蕨(わらび)を選ぶ際は茎が緑色のもの、産毛の
あるもの、切り口の瑞々しいものを選びましょう。

 

蕨(わらび)の保存方法

蕨(わらび)はそのままでは保存が効かないためすぐにアクを抜いてから保存する乾燥させましょう。

 

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わらび蕨(わらび)のあく抜きの仕方

※わらびには毒性のある成分が含まれています。
必ずあく抜きをしてから調理しましょう。

 1 
蕨は洗っていくつかの束にしばります。

 2 
鍋にお湯を沸かし重曹を解き入れてから蕨を浸します。

 3 
そのまま一晩寝かせます。

 4 
蕨を取り出し洗ってざるにあげます。

 

蕨(わらび)を使った簡単レシピ

わらびの和え物

材料(2人分)
わらび       2束
鰹節        適宜
醤油        適宜

作り方
 1 
アクを抜いたわらびを5㎝長さにカットします。

 2 
醤油と鰹節、またはポン酢などでいただきます。

 

わらびの佃煮

材料(2人分)
アクを抜いたわらび  250g
キャラブキ      250g
油揚げ        1枚
ごま油         大匙2
砂糖         大匙2
みりん        大匙2
醤油         大匙4

作り方
 1 
わらびとキャラブキは5センチにカットします。油揚げは熱湯をさっとかけ千切りにします。

 2 
フライパンにごま油を熱し蕨、キャラブキ、油あげをサッと炒めます。

 3 
調味料を入れ焦がさないように水分がほとんどなくなる煮詰めます。

 

簡単わらびおこわご飯

材料(2人分)
もち米           2カップ
あく抜きわらび
味醂            大匙1
醤油            大匙1
和風だしの素        小匙1
水             50㏄

作り方
 1 
もち米は洗って4~5時間おき炊飯器で普通に炊きます。

 2 
蕨は3センチ位にカットします。

 3 
小鍋にわらびと調味料を入れて煮含めます。

 4 
ごはんと水分を切った蕨を混ぜ合わせます

 

 

 


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