ごぼうの効果・効能・レシピ・選び方・保存法

冬野菜
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四季がはっきりしている日本では、さまざまな旬の野菜が季節ごとに容易に手に入ります。
最近では栽培方法も進化し、一年中食べられるものも増え、旬がわかりにくくなってきた感もあります。
しかし、やはり旬の野菜が一番安価で、おいしく、また栄養価も高いのです。
季節ごとに摂れる野菜を知り、たっぷりおいしく丸ごといただきたいものです。

 

ゴボウ(牛蒡)とは

ゴボウは、ユーラシア大陸原産のキク科ゴボウ属の植物です。
地下に長く根を張り、その肥大した細長い根が食用となります。
日本では古くから独特の香りや歯ごたえが好まれて、きんぴらごぼうやサラダ、煮物、たたきごぼう、かき揚げなど様々な料理に使われますが食用にしているのは日本だけといわれています。

 

ごぼうの旬は

ごぼうの旬は一般的に冬ですが夏ごぼうとも呼ばれる新ごぼうが夏に出回ります。

 

ごぼうの主な有効成分

・サポニン
・食物繊維
・炭水化物
・ビタミン類
・葉酸
・ミネラル
・オリゴ

 

ごぼうの効果・効能

ごぼうの中含まれる、ポリフェノールサポニンには優れた抗酸化作用があり細胞の劣化を遅らせ肌をきれいに保つことでアンチエイジングの効果が期待できます。

またゴボウには含まれるサポニンには血液を浄化する作用もあり血液の流れがよくなることで冷え性の改善にも効果があると言われています。

 

その他にもごぼうには

● 美肌効果
● むくみの改善
● 便秘解消
● ダイエット効果
● 貧血予防
● 冷え性緩和
● 骨、歯を健康に保つ

などの効能があると言われています。

 

ゴボウの選び方

ごぼうは土がついているほうが長持ちしますので選ぶときは土付きのもので先まで実がありピンと立つものが新鮮です。

 

ゴボウの保存方法

ゴボウの保存方法は土付きのまま新聞紙などにくるんで常温で保存します。
夏ショウガはジップ袋などに入れ野菜室で保存しましょう。

 

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ゴボウを使った簡単レシピ

きんぴらごぼう

材料(2人分)
ごぼう        1/2本
人参         1/2本
鷹の爪        1本
油          大匙2
酒          大匙1
水          100cc
みりん        大匙2
砂糖         大匙2
醤油         大匙2
白ゴマ        適宜2

作り方
 1 
ごぼうはささがきにして20分ほど水にさらします。


  
人参もささがきにし、鷹の爪は種を取って細かい輪切りにします。

 3 
フライパンに油を熱し人参ごぼうを炒めます。

 4 
だし汁、鷹の爪も入れ沸いたら中火で水分がなくなるまで煮つけます。

 5 
器に盛り付け好みでゴマを振りかけます。

 

ごぼうと人参のかき揚げ

材料(2人分)

ごぼう       1/2本分
人参        1/2本分

・小麦粉   80g
・卵     1個
・冷水    50cc

作り方
 1 
ゴボウは皮をはぎ千切りにして水に20分ほどさらします。

 2 
人参は5センチ長さの千切りにします。

 3 
衣を造り材料を入れざっくり混ぜ合わせます。

 4 
油を180度に熱しタマをお玉ですくいながら静かに落とします。

 5 
両面をカラッと揚げキッチンペーパーの上にとり油を切ってお皿に盛りつけます。

 

ゴボウ入り炊き込みご飯

材料(2人分)
米           2合
干し椎茸        2枚
ごぼう 5㎝
鶏もも肉        50g
人参          2㎝
椎茸の戻し汁+水     適宜
細ネギ         1本
調味料
・味醂         大匙2
・醤油         大匙2
・酒          大匙2
・砂糖         小匙1
・だしの素        小匙1

作り方
 1 
米は洗ってざるにあげ30分以上置きます。

 2 
椎茸とゴボウ、人参、鶏肉は食べやすい大きさに切りねぎ小口切りに します。

 3 
炊飯器に米、具材を入れ分量の水(椎茸の戻し汁+水)を入れ調味料を入れて炊き上げます。

 4 
炊き上がったらネギを混ぜ合わせます。

 5 
米を洗って炊飯器に入れ椎茸と分量の水を入れ炊き上げます。

 

ごぼう茶の入れ方

煮沸かす場合
 1 
やかんに水1リットルとごぼう茶のパックを入れ煮沸かします。

 2 
沸騰したら火を弱め5分くらい煮詰めます。

急須で入れる場合
 1 
急須に1パックのごぼう茶を入れ熱湯を注ぎます。

 2 
好みの濃度が出るまで3分~5分くらい蒸らしてから戴きます。

 

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