最近では栽培方法も進化し、一年中食べられるものも増え、旬がわかりにくくなってきた感もあります。
しかし、やはり旬の野菜が一番安価で、おいしく、また栄養価も高いのです。
季節ごとに摂れる野菜を知り、たっぷりおいしく丸ごといただきたいものです。
キュウリ(胡瓜)とは
キュウリは、インド原産ウリ科キュウリ属のつる性一年草でその果実が食用にされます。
夏野菜でその95%は水分ですが、冷やして食べる歯ごたえとみずみずしさが好まれます。
生食がほとんどで、サラダやあえ物、付け合わせなどににして食べられます。
きゅうりの旬は
店頭にはほぼ一年中並んでいますがきゅうりの旬は夏です。
夏は、特に大量に汗をかくため、カリウムが不足します。
旬のきゅうりで補いましょう。
きゅうりの主な栄養素
・β-カロテン
・ビタミンA
・カリウム
・食物繊維
・アミノ酸
・ミネラル
きゅうりの栄養効果
きゅうりは95%以上が水分で栄養価は少ないと思われがちですが、カリウムやビタミンA、ミネラルなどが含まれています。
きゅうりに豊富に含まれているカリウムは体内の過剰な塩分を排出する利尿作用があるため血圧を下げたり血糖値を下げる効果で糖尿棒の予防などにも繋がります。
その他にもきゅうりには
● 血圧の上昇を抑える
● 肝臓を保護
● むくみ予防
● 免疫力を高める
● 抗菌消炎作用
● 便秘の解消
● 肥満予防
などの効能が期待されています。
きゅうりの選び方
きゅうりを選ぶ際は、緑色が濃く両端の切り口が瑞々しくさらに表面のイボが尖っているものが新鮮です。
きゅうりの保存方法
保存する場合は、表面の水気をペーパータオル等で拭ヘタを上にして野菜室で立てて保存します。
スポンサードリンク
きゅうりを丸ごと使った簡単レシピ
きゅうりの梅肉和え
材料(2人分)
きゅうり 2本
梅 2~3個
作り方
1
きゅうりは洗ってヘタを取りピーラーで半分くらい皮を剥きます。
2
梅の皮に切り目を入れなかの梅肉をスプーンなどでこそげ取ります。
3
千切りにしたきゅうりと梅肉和えて器に盛りつけます。
叩ききゅうりの香味漬け
材料(2人分)
きゅうり 2本
赤唐辛子 1本
生姜 1かけ
ニンニク 1かけ
ゴマ油 大匙2
醤油 大匙2
酢 小匙1
作り方
1
きゅうりは洗って両端を取り除いてから塩をふり板ずりにします。
2
ビニール袋に入れすりこ木などでたたき、取り出して適当な大きさに手で割りボールに入れます。
3
フライパンにごま油を熱し赤唐辛子のみじん切りを入れ香りをうつします。
4
みじん切りにした生姜、ニンニクを入れ混ぜ香りを絶たせてから醤油を回しかけ酢を入れ火からおろします。
5
キュウリと混ぜ合わせてから冷蔵庫で一晩寝かせます。
きゅうりとわかめの酢の物
材料(2人分)
きゅうり 2本
ちりめんじゃこ 大匙2
ワカメ 適宜
酢 大匙3
砂糖 大匙1.5
醤油 大匙1
作り方
1
きゅうりは洗って水けをふき取り縦にピーラーでところどころ皮を剥き輪切りにします。
2
きゅうりを塩で軽く揉んでから洗って絞ります。
3
ワカメは水で戻し食べやすい大きさに切ります。
4
ボールに調味料を混ぜ三杯酢を造ります。
5
きゅうり、ちりめんじゃこ、わかめを三杯酢であえて出来上がりです。
スポンサードリンク
こちらの記事もおすすめ