最近では栽培方法も進化し、一年中食べられるものも増え、旬がわかりにくくなってきた感もあります。
しかし、やはり旬の野菜が一番安価で、おいしく、また栄養価も高いのです。
季節ごとに摂れる野菜を知り、たっぷりおいしく丸ごといただきたいものです。
トマトとは
トマトは、南アメリカのアンデス山脈高原地帯原産のナス科の植物で、赤く色づいた果実が食用にされます。
代表的な夏の緑葉食野菜で、サラダやジュースなどの生食はもちろん、煮込み料理やソースなどにも利用されます。
トマトの旬は
トマトはほぼ一年中店頭に並んでいますがトマトの旬は一般的には夏と言われています。
夏のトマトは成長が早くまだ完全に熟れ切っていないものを収穫するため多少水っぽさが多いのでおいしく食べるには春がおすすめです。
春のトマトは暖かい日差しでゆっくり育つため甘みがあります。
トマトに含まれるの栄養成分
・リコピン
・ビタミンC
・ビタミンB6
・カテロン
・カリウム
・ルチン
・β-カロテン
トマトの栄養効果
トマトが赤くなると医者が青くなるという言い伝えがあるほど栄養価の高い野菜の一つです。
トマトに含まれるリコピン、ルチンには高い抗酸化作用があり老化の原因と言われる活性酸素の除去に役立ちます。
トマトにはカリウムが含まれているため体内の余分な老化物を排出するなど肥満や高血圧の予防にも効果的です。
その他にもトマトには
● 動脈硬化の予防
● ダイエット効果
● 高血圧予防
● 美肌効果
● 食欲増進
● 疲労回復効果
● 便秘を解消
などの効能が期待されています。
トマトの選び方は
トマトを選ぶ際はずっしりとしていて色つやがよくヘタの緑がきれいで先がピンと立っているものを選びます。
トマトの保存方法は
熟したトマトはラップに包み野菜室に保存します。
青みの残るトマトは常温でしばらくおいて赤くなってきたらラップに包み野菜室に保存します。
長期保存したい場合はジップのついた保存袋で冷凍保存します。
ソースやスープなどの料理に利用できます。
(保存の目安1か月)
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トマトを丸ごと使った簡単レシピ
トマトカレー
材料(2人分)
完熟トマト 5個
カレールー 適宜
牛すじ肉 200g
作り方
1
鍋にお湯を沸かしトマトをくぐらせて湯剥きする。
2
トマトをざく切りにしてビニールに入れつぶします。
3
牛すじ肉を炒め好みの野菜を入れさらに炒めます。
4
水とトマトを入れ材料が柔らかくなるまで煮詰めます。
5
カレールーを入れさらに煮詰めてとろみをつけます。
酸味があってさっぱり食欲をそそります。
トマトリゾット
材料(1人分)
プチトマト 3個
完熟トマト 1個
コンソメ 1個
ごはん おちゃわん1杯
バター 大匙1
卵 1個
作り方
1
プチトマトは細く切り。熟したトマトは絞ってジュースにします。
2
フライパンにご飯と水、トマトジュースコンソメを入れ火にかけます。
3
ほぐしながら煮詰めていきバターを入れ塩胡椒します。
4
卵を割り入れかきゆるく混ぜてから火を止めます。
5
お皿に盛り付け香味野菜を盛りつけます。
トマトスープ
材料(2人分)
完熟トマト 4個
コンソメ 1個
塩 適宜
ニンニク 1個
塩胡椒 適宜
作り方
1
鍋にお湯を沸かしトマトをくぐらせて湯剥きをしニ
ンニクはすりおろします。
2
トマトをざく切りにしてビニールに入れつぶします。
3
鍋にトマトを入れ火にかけます。
4
ニンニク、コンソメを入れ焦がさないように混ぜながら5分から10分ほど煮詰めます。
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