最近では栽培方法も進化し、一年中食べられるものも増え、旬がわかりにくくなってきた感もあります。
しかし、やはり旬の野菜が一番安価で、おいしく、また栄養価も高いのです。
季節ごとに摂れる野菜を知り、たっぷりおいしく丸ごといただきたいものです。
アスパラガス(竜髭菜)とは
アスパラガスは、地中海東部を原産とするユリ科の多年生植物です。
グリーンアスパラガスと光を当てずに栽培したホワイトアスパラガスがあります。
主に焼いたり、いためたり茹でたりして食べられます。
アスパラガスの旬
アスパラガスの旬は、春から初夏にかけてです。
初夏に出回るものは主に北海道産のものです。
日に当てず土の中で育てると白いアスパラガスになります。
白いアスパラガスはきれいですが栄養的にはグリーンのほうが高くなります。
アスパラガスの成分
・アスパラギン酸
・食物繊維
・オリゴ糖
・ビタミンE
・ビタミンC
・ルチン
アスパラガスの栄養・効能
アスパラガスには抗酸化作用の高いビタミンCとビタミンEが含まれています。
ビタミンEは血行促進効果があり紫外線や老化などによって酸化した細胞を若返らせるための新陳代謝を高める働きがあり「若返りのビタミン」とも呼ばれています。
またビタミンCには紫外などの影響によって増えるメラミンの生成を抑える働きがあるためシミやそばかすなど肌トラブルの防止に役立ちます。
その他にもアスパラガスには
●美肌効果
●血流改善
●疲労回復効果
●便秘改善効果
毛細血管を丈夫にする
などの効能が期待されています。
アスパラガスの選び方
しっかりと茎が太めで穂先が開いていないものを選びましょう。
アスパラガスの保存方法
アスパラガスは冷蔵庫ではなくコップなどの容器に水を張り花を生けるように立てて保存します。
すぐに使用しないときはゆでてからジップ袋に入れ冷凍保存しましょう。
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アスパラガスを丸ごと使った簡単レシピ
焼きアスパラガス
材料(2人分)
アスパラガス 1束
オリーブオイル 適宜
あら塩 適宜
作り方
1
アスパラガスは洗って元の固い部分はピーラーで皮を剥きます。
2
フライパンに油を薄くひき水分をとったアスパラガスを並べてこんがり焼き目をつけ中まで火を通します。
3
お皿に盛り付け好みでオリーブオイル、粗塩をかけていただきます。
シンプルですがアスパラガスを丸ごとおいしくいただくにはこれが一番です。
アスパラガスの胡麻マヨネーズ和え
材料(2人分)
アスパラガス 1束
マヨネーズ 大2
黒ゴマ 大1
作り方
1
アスパラガスの固い部分は皮をむき4~5㎝の長さに切ります。
2
沸騰したお湯に塩ひとつかみ5分ほどゆでます。
3
ゴマをすり鉢ですりマヨネーズと混ぜ合わせてからアスパラガスを入れ合えます。
アスパラガスの豚バラ巻き
材料(2人分)
豚バラ薄切り肉 10枚(150g)
アスパラガス 10本
しょうゆ 大さじ2
砂糖 大さじ2
みりん 大さじ2
酒 大さじ1
作り方
1
アスパラガスの固い部分は皮をむき半分に切ります。
2
アスパラガス2個(一本分)を重ね開いた豚バラ肉で巻き付けていきます。
3
フライパンにサラダ油を熱し両面を焼いていきます。
4
焼き色が付いたら調味料を合わせて回しかけ煮詰めながら焼いていきます。
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