最近では栽培方法も進化し、一年中食べられるものも増え、旬がわかりにくくなってきた感もあります。
しかし、やはり旬の野菜が一番安価で、おいしく、また栄養価も高いのです。
季節ごとに摂れる野菜を知り、たっぷりおいしく丸ごといただきたいものです。
ナス(茄子)とは
ナスは、インド原産のナス科ナス属の単色野菜で食用として世界中で栽培されています。
光沢のある黒紫色の中身は淡い緑色でクセのない淡白な味で油と相性がよく炒め物やソテーなどの他、みそ汁の具材や焼きナスなど様々な料理に使用されます。
茄子の旬は
なすの旬は、7月~9月の夏野菜です。
昔から「秋茄子嫁に食わすな」と言われますが9月頃を指す格言と言われています。
ハウス栽培で一年中手に入るが、本来は代表的な夏野菜です。
茄子の栄養成分
・ナスニン
・クロロゲン酸
・βカロテン
・ビタミンB群
・ビタミンC
・ビタミンK
・ミネラル
・食物繊維
茄子の栄養効果
なすは日本人にとって慣れ親しんだ食卓によく上る夏野菜の一つです。
茄子にはポリフェノールの成分であるクロロゲン酸が含まれているため抗酸化作用があり活性酸素や過酸化脂質の生成をおさえる働きがあるため、老化を遅らせる効果が期待されます。
またナスニンという成分にも抗酸化作用がありコレステロールの上昇を抑える働きもあります。
その他にも茄子には
● 動脈硬化の予防
● 消炎作用
● 肥満防止
● 整腸作用
● 眼精疲労改善
● 夏バテ予防
● 生活習慣病予防
● 炎症抑制
などの効能が期待されています。
茄子の選び方
茄子は濃い紫色で艶のあるものへたがしおれてないもの切り口が瑞々しいものを選びましょう。
茄子の保存方法
乾燥に弱い野菜ですので早めに食べきるかジップ袋などに入れて野菜室で保管しましょう。
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茄子を丸ごと使った簡単レシピ
焼きなす
材料(2人分)
茄子 2本
生姜 1カケ
作り方
1
茄子は包丁で縦に軽く切れ目を入れグリルで両面を皮に焦げ目がつくくらいしっかり焼きます。
2
ヘタの部分から皮をはいでいきます。よく焼けていたら簡単に剥けます。
3
皿に盛り付け絞った生姜をそえます。
茄子の味噌汁
材料(2人分)
茄子 1/2本
豆腐 適宜
みそ 大匙2(お好みで)
ネギ 1/2本
水 350cc
ほんだし 小さじ1強
作り方
1
茄子は縦半分に切ってから薄く半月切りにし水にさらします。
2
鍋に水と本田氏を入れ沸騰させてから茄子を入れます。
3
あらかた茄子に火が通ったら 豆腐を入れ合わせみそを入れてひと煮立ちさせます。
4
器に盛ってねぎを散らします。
茄子の天婦羅
材料(2人分)
茄子 小4本
天婦羅粉
揚げ油
天つゆ
・水 2
・醤油 1
・味醂 1
・鰹節 6g~8g
作り方
1
なすは洗って水にさらします。
2
縦半分に切りヘタより下に切り目を入れます。
3
天ぷら粉をつけ揚げていきます。
天つゆの作り方
1
つゆの材料全てを小鍋に入れ火にかけます。
2
沸いたら濾して大根おろしを添えます。
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