最近では栽培方法も進化し、一年中食べられるものも増え、旬がわかりにくくなってきた感もあります。
しかし、やはり旬の野菜が一番安価で、おいしく、また栄養価も高いのです。
季節ごとに摂れる野菜を知り、たっぷりおいしく丸ごといただきたいものです。
モロヘイヤとは
モロヘイヤは北アフリカ原産の植物でアオイ科の一年草です。
若葉を食用とします。独特の粘りがありますがこれはムチンによるものです。
日本の産地では宮城県が有名で、おひたしやあえ物てんぷらなどに調理されます。
モロヘイヤの旬は
モロヘイヤは1年中店頭で観られますが旬は初夏から夏になります。
モロヘイヤの主な栄養成分
・β-カロテン
・ビタミンE
・ビタミンK
・ミネラル
・水溶性食物繊維
モロヘイヤの効果・効能
モロヘイヤはアオイ科の一年生でモロヘイヤとはアラビア語で日本ではシマツナソ(縞綱麻)とも呼ばれています。
モロヘイヤに含まれるカロテンが体内に入ることによってビタミンAとなり強力な抗酸化作用を発揮することで体の酸化を防止するアンチエイジング効果が期待されます。
その他にもモロヘイヤには
● 生活習慣病予防
● 骨粗しょう症予防
● 貧血予防
● 健胃作用
● 便秘解消
● 免疫力を高める
などの効能が期待されています。
モロヘイヤの選び方
葉が緑が濃くつやのあるもの切り口がきれいなものを選びます。
モロヘイヤの保存方法
保存方法は茎から葉を外しさっとゆでてから適当な大きさにカットしてラップで小分けしてから冷凍します。
スポンサードリンク
モロヘイヤを使った簡単なレシピ
モロヘイヤのお浸しの作り方
材料(2人分)
モロヘイヤ 1袋
ポン酢 大匙2
白ゴマ 適宜
作り方
1
モロヘイヤは茎を除き、ゴマはすり鉢ですっておきます。
2
鍋にお湯を沸かし塩を一つまみ入れモロヘイヤをさっとゆで水にとり絞って4センチくらい切ります。
3
ボールに調味料を入れモロヘイヤを加えて和えます。
4
器に盛りゴマをふります。
モロヘイヤのグリーンスムージー
材料(2人分)
モロヘイヤ 3株
冷凍バナナ 1本
レモン汁 大匙1
みかん汁 大匙3
水 300cc
作り方
1
野菜は小さくカットします。
2
レモンと温州ミカンは絞っておきます。
3
ミキサーにモロヘイヤ、冷凍バナナ、レモン汁、みかん汁水を入れ攪拌します。
モロヘイヤのポタージュ
材料 (2人分)
モロヘイヤ葉 2株分
じゃが芋 小1コ
玉ねぎ 小1/2コ
コンソメ 1コ
水 200cc
牛乳 300cc
バター 大匙1
塩コショウ 適宜
作り方
1
鍋に湯を沸かしモロヘイヤの葉をサッとゆでます。
2
玉ねぎは薄くスライス、ジャガイモは薄いいちょう切りにします。
3
鍋にバターを挽き玉葱を炒めてから水、じゃが芋、コンソメを入れ柔じゃが芋の火が通るまで煮ます。
4
ミキサーに②とモロヘイヤを入れて攪拌します。
5
鍋に戻し牛乳を入れ沸騰する直前で止め塩コショウします。そのままでも冷蔵庫で冷やしても美味しくいただけます。
モロヘイヤの育て方
モロヘイヤは非常に生命力が強く家庭菜園でも育てやすい野菜です。
暑さに強く寒さに弱いので霜が降りなくなった春先に植えましょう。
土は市販の花と野菜の土で十分ですが葉がよく茂るのでプランターには3本が限度に間隔をあけてうえましょう。
水は乾いたらたっぷりあたえ丈が伸びてきたら、芽先を摘んで脇芽を出させるようにします。
育ちすぎると葉が固くなるので柔らかい葉のとき摘み取ります。
(※種から育てる場合の植え時は4月~5月)
スポンサードリンク
こちらの記事もおすすめ