最近では栽培方法も進化し、一年中食べられるものも増え、旬がわかりにくくなってきた感もあります。
しかし、やはり旬の果物が一番安価で、おいしく、また栄養価も高いのです。
季節ごとに摂れる果物を知り、たっぷりおいしく丸ごといただきたいものです。
ユズ(柚子)とは
ユズは、ミカン属の常緑小高木になる柑橘類の果実です。
四国で主に栽培され、高知県、徳島県、愛媛県の3県で国産ユズの8割を占めています。
実は黄色で、表面がぼこぼこしており独特の香りがあります。
柚子の旬は
ユズはゆのすとも呼ばれお酢としての活用が多く寿司酢やポン酢などに利用されます。
ユズ湯に入ると風邪をひかないという言い伝えから、夏至に浴槽にユズを浮かべて入るという習慣があります。
柚子に含まれるの栄養成分
・ビタミンC
・ペクチン
・β―カロテン
・クエン酸
・カリウム
・グルタミン酸
・カルシウム
・食物繊維
・葉酸
柚子の主な有効成分と効果・効能
柚子ビタミンCやビタミンB類、ミネラルなどの栄養成分が豊富に含まれておりなかでもビタミンCの含有量は果物の中でもトップクラスと言われています。
ビタミンCには風邪予防や美肌効果が期待されます。
また柚子に含まれるクエン酸には疲労回復効果もあります。
その他にも柚子には
● 肌荒れ防止
● 免疫力アップ
● 便秘解消
● 美肌効果
● 老化予防
● 生活習慣病予防
などの効能が期待されています。
柚子の選び方
柚子を選ぶ際は持った時瑞々しく重みのあるもの、ヘタの部分が新鮮なもの、香りのよいものを選びましょう。
柚子の保存方法
柚子を保存する際はビニール袋などに入れて野菜室に入れるか直射日光の当たらない場所で常温保存します。
水分が蒸発してしわしわにならないうちに使い切りましょう。
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柚子を使った簡単レシピ
柚子酒
材料
柚子 5個
レモン 2個
氷砂糖 100g
ホワイトリカー 1000ml
作り方
1
柚子はきれいに洗って水分をしっかり拭いて
から実と皮を分け実は輪切り、またはくし切り
にします。
2
皮の下の白い薄皮は苦みが出るので取り除き
千切りにします。
3
レモンはきれいに洗って輪切りにします。
4
アルコール消毒済の瓶に、柚子。レモン、
氷砂糖を入れホワイトリカーを注ぎます。
5
直射日光の当たらない場所に保管し2か月
くらいで実を取り出し濾します。
6
さらに熟成させ10か月頃から飲めます。
柚子ジャム
材料
柚子 500g
砂糖 外皮と薄皮と果汁の重量の90%
水
作り方
1
柚子は丁寧に洗って半分に切り絞ります。
2
皮から薄皮を取り除き、果汁と薄皮と皮と
種を分けます。
3
種はお茶パックに入れておきます。
4
薄皮はざく切りにし皮は細かい千切りにします。
5
鍋に皮を入れ被るくらいの水を入れ火にかけ
3回茹でこぼします。
6
鍋に果汁、皮、薄皮、水種を入れ火にかけます。
7
沸いたら種を取り除きあくを取りながら
焦がさないよう煮詰めていきます。
8
ほどよいとろみになったら火を止め、粗熱が
取れてから清潔な瓶などに保存します。
柚子味噌
材料(2人分)
柚子 2個
味噌 260g
砂糖 260g
味醂 大匙1.5
柚子の絞り汁 大匙2
作り方
1
柚子は綺麗に洗って水分をふき取って皮の部分
をすりおろします。
2
鍋に味噌と砂糖を入れ混ぜ合わせてから火に
かけます。
3
味醂を加え焦がさないように混ぜながら5分くらい
煮詰めます。
4
鍋の火を止てから柚子の摺り卸と果汁を入れ
混ぜ合わせます。
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