ヤマボウシの効果・効能・レシピ・選び方・保存法

秋の果物
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四季がはっきりしている日本では、さまざまな旬の果物が季節ごとに容易に手に入ります。
最近では栽培方法も進化し、一年中食べられるものも増え、旬がわかりにくくなってきた感もあります。
しかし、やはり旬の果物が一番安価で、おいしく、また栄養価も高いのです。
季節ごとに摂れる果物を知り、たっぷりおいしく丸ごといただきたいものです。

ヤマボウシ(山法師)とは

ヤマボウシはミズキ科ミズキ属ヤマボウシ亜属の落葉高木です。
果実はシャリシャリ下食感でマンゴーのように甘く生食されるほか、ジャムなどに加工されます。

 

ヤマボウシの旬は

ヤマボウシヤマボウシはミズキ科ミズキ属の落葉高木になる果実で、表面にイボイボがあるのが特徴で、ケビや、マンゴーに似た味です。
ヤマボウシの旬は9月です。

 

ヤマボウシに含まれるの栄養成分

・アントシアニン
・β―カロテン
・シアニジン

 

ヤマボウシの主な栄養効果・効能

ヤマボウシの実にはβ―カロテンやアントシアニンが豊富に含まれており目の疲れを防止したり疲労回復効果や滋養強壮効果が期待されます。
またアントシアニンには抗酸化作用もあり老化予防などの効能もあると言われています。

その他にもヤマボウシには

● 眼精疲労緩和
● 滋養強壮
● 老化防止
● 視力維持
● 血液をきれいにする

などの効能が期待されています。

 

ヤマボウシの選び方

ヤマボウシを選ぶ際は粒の綺麗なつぶれていない全体的に綺麗に色づいたものを選びましょう

※注意
同じミズキ科のハナミズキ(別名アメリカンヤマボウシ)
はヤマボウシとよく似ていますがハナミズキには毒性があり食べられませんので気をつけましょう。

ヤマボウシの保存方法

ヤマボウシの保存は紙袋などに包んで野菜室で保存します。
長持ちしないので早めに使い切りましょう。

 

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ヤマボウシを使った簡単レシピ

ヤマボウシジャム

材料
ヤマボウシの実                 600g
グラニュー糖                     200g
レモン汁                             大さじ1

作り方
 1 
ヤマボウシの実を綺麗に洗い表面のイボを取り
除きます。

 2 
ヤマボウシの水分をキッチンペーパーなどで
きれいにふき取ります。

 3 
鍋にヤマボウシと砂糖を入れ混ぜ合わせてから
しばらく放置します。

 4 
水分が出てきたら鍋に入れつぶしながら混ぜ
合わせ火からおろします。

 5 
粗熱が取れたら一度濾すかミキサーで攪拌して
から鍋に戻します。

 6 
レモン汁を入れ焦がさないように煮詰めます。

 7 
煮沸消毒済の清潔な瓶に詰め冷めたら冷蔵庫で
保存します。

 

ヤマボウシ酒

材料
ヤマボウシの実      500g
氷砂糖          200g
ホワイトリカー(35度)  1800ml
レモン          1/3個

作り方
 1 
ヤマボウシの実をきれいに洗いながらイボを
とります。

 2 
キッチンペーパーなどで水分をふき取ります。

 3 
アルコール消毒済の瓶に、ヤマボウシの実、
氷砂糖、レモン、レモンを入れてホワイトリカー
を注ぎます。

 4 
2か月たったら実を取り出し濾してからさらに置きます。

 5 
半年くらいから飲めます。

 

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