最近では栽培方法も進化し、一年中食べられるものも増え、旬がわかりにくくなってきた感もあります。
しかし、やはり旬の物が一番安価で、おいしく、また栄養価も高いのです。
季節ごとに摂れる果物を知り、たっぷりおいしく丸ごといただきたいものです。
ヒュウガナツ(日向夏)とは
日向夏(ヒュウガナツ)は、日本の宮崎県を原産とするミカン科ミカン属の常緑低木になる果実で柑橘類の一つです。
オレンジよりも小ぶりで酸味があり甘皮を残して剥き生食されるほかジュースやジャムなどにも利用されています。
日向夏の旬は
日向夏(ヒュウガナツ)の旬は、夏の文字が使われていますが6月頃が旬です。
日向夏に含まれるの栄養成分
・クエン酸
・ペクチン
・ビタミンC
・β―カロテン
・食物繊維
・葉酸
・カリウム
・カルシウム
日向夏の効果・効能
日向夏には美肌効果や風邪予防に役立つビタミンCや抗酸化作用のあるビタミンE、ビタミンB類のほかミネラルや便秘解に立つペクチンなどの栄養成分がバランスよく含まれています。
その他にも日向夏(ヒュウガナツ)には
● 疲労回復効果
● 肌荒れ緩和
● 便秘解消
● 利尿作用
● むくみ予防
● 整腸作用
● 血液浄化
などの効能が期待されています。
日向夏の選び方
日向夏(ヒュウガナツ)は持った時にずっしりと重みのあるもの、全体的にオレンジに色づいているもの、表面につやがあり、キズなどがないものを選びましょう。
日向夏の保存方法
日向夏(ヒュウガナツ)は箱やザルなどに入れ直射日光のあたらない風通しの良い場所で常温保存します。
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日向夏を使ったレシピ
日向夏ジャム
材料
伊予柑 500g
砂糖 250g
作り方
1
日向夏は皮をよく洗って横半分に切り果汁を絞り
実、皮、果汁に分けます。
2
日向夏の皮は薄皮を取り除き細く切ります。
3
ホーロー鍋かステンレス鍋に、すべての材料を
入れ火にかけます。
4
焦がさないよう混ぜながら煮詰めていきます。
5
ほど良いとろみがついたら火を止め粗熱が
取れたら煮沸消毒済の瓶に詰めます。
日向夏酒
材料
日向夏 5個
ホワイトリカー 1000ml
氷砂糖 200g
レモン 1個
作り方
1
レモンは洗って輪切りにし、日向夏は厚めに
皮を剥いてから輪切りにします。
2
アルコール消毒済の瓶に日向夏、レモン、氷砂糖
を入れホワイトリカーを注ぎます。
3
直射日光の当たらない場所に保管し2か月で実を
取り出し濾します。
4
さらに熟成させ3か月くらいから飲めるようになります。
日向夏のフレッシュジュース
材料(2人分)
日向夏 5~6個
蜂蜜 大匙1
水 少々
作り方
1
日向夏はグレープ絞り機、ミキサーなどを使っ
て果汁を絞り、種を濾します。
2
グラスに氷を入れ果汁を注ぎます。
3
好みで蜂蜜を混ぜ合わせます。
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