最近では栽培方法も進化し、一年中食べられるものも増え、旬がわかりにくくなってきた感もあります。しかし、やはり旬の物が一番安価で、おいしく、また栄養価も高いのです。
季節ごとに摂れる果物を知り、たっぷりおいしく丸ごといただきたいものです。
甘夏とは
甘夏は、ミカン科ミカン属の柑橘類の一つです。
カワノナツダイダイともいいますが、酸味が少なく糖度が強いため、甘夏と呼ばれています。
生食される他、ジュースや、ジャムなどにもされています。
甘夏みかんの旬は
甘夏の旬は春です。
5月ごろに5弁の白い花を咲かせます。
名前は甘夏ですが収穫は冬で、さらに1、2か月ほど熟成させてから店頭にでます。
甘夏みかんに含まれるの栄養成分
・クエン酸
・ビタミンC
・ペクチン
・β―カロテン
・カリウム
・カルシウム
・食物繊維
・葉酸
甘夏みかんの主な栄養効果・効能
甘夏には美肌・美容効果、風邪予防などに役立つビタミンCが豊富に含まれるほか、便秘解消効果のある植物繊維も含まれてます。
その他にも甘夏みかんには
● 血をきれいにする作用
● 疲労回復
● 整腸作用
● 老化予防
● 肌荒れ防止
● 利尿作用
● むくみ防止
● 歯を丈夫に保つ
などの効能が期待されています。
甘夏みかんの選び方
甘夏を選ぶときは持った時にづっしりと重みのあるもの、きれいに色づいているもの、艶があり瑞々しいもの、ヘタの部分がのものを選びましょう。
甘夏みかんの保存方法
甘夏みかんは箱やかご等に入れ直射日光のあたらない風通しのい所に保存しましょう。
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甘夏みかんを使ったレシピ
甘夏みかんフレッシュジュース
材料(2人分)
甘夏みかん 2個
蜂蜜 大匙3
氷 5個
作り方
1
甘夏は皮と薄皮を剥きます。
2
ミキサーにすべての材料を入れ攪拌します。
3
濾します。
甘夏みかんジャム
材料
甘夏みかん 500g
砂糖 200g
レモン汁 大匙1
作り方
1
甘夏みかんは皮をむきすじを除いてブレンダーで
攪拌します。
2
鍋にみかんと砂糖を入れ火にかけます。
沸いたら火を弱めあくをとり焦がさないよう
煮詰めていきます。
3
15分ほど煮たらレモン汁を入れさらに煮詰めます。
4
ほど良いとろみがついたら火からおろし煮沸消毒
済の瓶に詰め、逆さにして冷まします。
5
冷めたら冷蔵庫で保存します。
甘夏酒
材料
甘夏みかん 3個
ホワイトリカー(35度) 1000ml
氷砂糖 200g
レモン 1個
作り方
1
甘夏みかんはたわしなどできれいに表面の汚れを
とりキッチンペーパーなどできれいに水分を
ふき取ります。
2
皮を薄く剥ぎ、実の白い部分をきれいにとります。
(苦みがあるため)
3
レモンは洗って輪切りにし、甘夏も輪切りに
します。
4
アルコール消毒済の瓶に甘夏、レモン、皮、
氷砂糖を入れホワイトリカーを注ぎます。
5
直射日光の当たらない場所に保管し2週間で
皮を取り出し2か月でレモンと実も取り出して
濾します。
6
さらに熟成させ3か月くらいから飲めるように
なります。
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