スダチの効果・効能・レシピ・選び方・保存法

夏の果物
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四季がはっきりしている日本では、さまざまな旬の果物が季節ごとに容易に手に入ります。
最近では栽培方法も進化し、一年中食べられるものも増え、旬がわかりにくくなってきた感もあります。
しかし、やはり旬の果物が一番安価で、おいしく、また栄養価も高いのです。
季節ごとに摂れる果物を知り、たっぷりおいしく丸ごといただきたいものです。

スダチ(酢橘)とは

スダチは、徳島県原産のミカン科の常緑木になる果実です。
カボスなどと同じ柑橘系の果物です。
香りがよく寿司酢や、サンマなどの焼き魚に添えたり皮の部分をすりおろして薬味にしたりされます。

 

スダチの旬は

5月から6月ごろに白い花を咲かせ、秋に果実が実ります。
青いうちに収穫されます。スダチの旬は8月から10月です。

 

スダチに含まれるの栄養成分

・エリオシトリン
・ナリルチン
・ヘスペリジン
・スダチチン
・ビタミンC
・クエン酸
・ビタミンE
・ビタミンA
・カルシウム
・食物繊維

スダチの主な栄養効果・効能

スダチには活性化酸素を除去する働きのある抗酸化作用の高いエリオシトリンという成分が含まれているほかナリルチンという成分は花粉症などのアレルギーなどにも効果が期待されます。

その他にもスダチには

● 血行促進
● 老化予防
● 美肌効果
● 美白効果
● 便秘解消
● 肥満予防
● 疲労回復
● 肌や粘膜髪の健康維持
● 抗アレルギー作用

などの効能が期待されています。

 

スダチの選び方

スダチを選ぶときは持った時にずっしりと重みのあるもの、きれいな緑色で艶がよく傷などがないものを選びましょう。

 

スダチの保存方法

スダチを保存するときは紙袋やパックなどに入れ少しの間なら常温保存を、何日か置く場合は野菜室に入れましょう。

 

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スダチを使った簡単レシピ

スダチ酒

材料
スダチ 20個くらい
ホワイトリカー(35度) 1000ml
氷砂糖 200g

作り方
 1 
スダチは洗って表面の汚れを落とし水を切り
キッチンペーパーなどできれいに水分をふき取ります。

 2 
皮を包丁で剥いて実と皮に分実は半分に
切ります。

 3 
アルコール消毒済の瓶に実と皮を5~6個分皮、
氷砂糖を入れホワイトリカーを注ぎます。

 4 
直射日光の当たらない場所に保管し、1週間で
皮を取り出し2か月で実も取り出します。

 5 
さらに熟成させて3か月くらいから飲めるように
なります。

 

スダチジャム

材料
スダチ 500g
砂糖 250~300g

作り方
 1 
スダチは流水で丁寧に洗って包丁で切れ目を
入れ皮をむきます。

 2 
皮はすじを取り薄い千切りにし鍋にお湯を
沸かして茹でこぼしざるにあげます。

 3 
実は薄皮をむき細かく刻みます。

 4 
水を切った皮と実をボールに入れ砂糖を
かけてしばらく置きます。

 5 
水分がでてきたら鍋を火にかけます。

 6 
沸いたら火を弱めアクを取り焦がさないように
煮詰めていきます。

 7 
ほどよいとろみがついたら火からおろし煮沸消毒
済の瓶に詰め冷めたら冷蔵庫で保存します。

 

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