最近では栽培方法も進化し、一年中食べられるものも増え、旬がわかりにくくなってきた感もあります。
しかし、やはり旬の果物が一番安価で、おいしく、また栄養価も高いのです。
季節ごとに摂れる果物を知り、たっぷりおいしく丸ごといただきたいものです。
キンカン(金柑)とは
キンカンは、中国原産のミカン科キンカン属の常緑低木になる果実です。
黄色い小粒の果実は甘酸っぱくて生食はあまり向きません。
喉の痛みに効果があるとされ、民間薬でシロップ漬けにされたり生薬としても利用されます。
金柑の旬は
キンカンの旬は冬です。
夏から秋にかけて白い小さな花をつけ、花のあとに直径2センチほどの実をつけます。
11月ごろには黄色に熟します。
金柑に含まれるの栄養成分
・β―カロテン
・ビタミンC
・ビタミンE
・クリプトキサンチン
・カリウム
・カルシウム
・食物繊維
・葉酸
金柑の主な有効成分と効果・効能
金柑にはレモンに匹敵する豊富なビタミンCが含まれ古くから疲労回復やのどに効く民間薬として重宝されてきました。
また抗酸化作用のあるビタミンBやビタミンPも豊富に含ま老化防止効果や美肌効果が期待されます。
その他にも金柑には
● 風邪予防
● 老化予防
● 肌荒れ防止
● のどを健康に保つ
● 骨粗しょう症予防
● むくみ解消
● 歯を丈夫に保つ
● 生活習慣病予防
● 利尿作用
● 便秘解消
などの効能が期待されています。
金柑の選び方
金柑は持った時に重みのあるもの、全体的にオレンジに色づいているもの、表面につやがあり傷などがないものヘタの部分が緑の残っているものを選びましょう。
金柑の保存方法
金柑はビニールなどに入れ直射日光のあたらない風通しの良い場所で常温保存します。
スポンサードリンク
金柑を使ったレシピ
金柑酒
材料
金柑 500g
レモン 2個
氷砂糖 200g
ホワイトリカー 1000ml
作り方
1
金柑はきれいに洗って竹串などでヘタを取って
からキッチンペーパーなどできれいに水分を
ふき取ります。
2
レモンは厚めに皮を剥き輪切りにします。
3
アルコール消毒済の瓶に金柑、レモン、氷砂糖を
入れホワイトリカーを注ぎます。
4
直射日光の当たらない場所に保管し2か月で
レモンと金柑を取り出します。
5
さらに熟成させて3か月くらいから飲めるように
なります。
金柑ジャム
材 料
金柑 300g
砂糖 150g
レモン汁 大匙1
作り方
1
金柑はきれいに洗ってヘタを取ります。
2
縦半分に切り種を楊枝などで取り除き、細かく
刻みます。
3
鍋に金柑と砂糖を入れ30分ほどおいてから火に
かけます。
4
焦がさないように混ぜながらあくを取り煮詰めて
いきます。
5
ほどよいとろみになったらレモン汁を入れ火を
とめます。
6
粗熱が取れたら煮沸消毒した瓶に詰めて冷蔵保存
します。
金柑の甘露煮
材料(2人分)
金柑 500g
砂糖 250g
水 250㏄
作り方
1
金柑はヘタを取り包丁の先で切り目を浅く入れます。
2
鍋に入れて水と金柑を入れ火にかけ茹でこぼします。
3
鍋にきんかん、たっぷりの水につけ一晩寝かせます。
4
小鍋に水を切った金柑とひたひたの水砂糖を入れ
火にかけます。
5
沸騰したら火を弱め1時間ほど煮詰めてから
そのまま冷まします。
6
さらに火にかけ水分がほとんどなくなるまで
煮込みます。
スポンサードリンク
こちらの記事もおすすめ





