最近では栽培方法も進化し、一年中食べられるものも増え、旬がわかりにくくなってきた感もあります。
しかし、やはり旬の果物が一番安価で、おいしく、また栄養価も高いのです。
季節ごとに摂れる果物を知り、たっぷりおいしく丸ごといただきたいものです。
八朔（ハッサク）とは
八朔は数少ない日本原産の柑橘類の一つです。
江戸時代に広島県で発見されたといわれています。
濃い黄色で、皮が厚くて、果実はジューシーで酸味と甘さがあります。
そのままはもちろんフレッシュジュースなどにされます。
八朔（ハッサク）の旬は
八朔（ハッサク）は冬の果物で
旬は2月頃です。
八朔に含まれるの栄養成分
・β―カロテン
・ビタミンＣ
・ビタミンＥ
・食物繊維
・葉酸
・カリウム
・カルシウム
八朔の主な有効成分と効果・効能
八朔にはビタミンＣやクエン酸が豊富に含まれており免疫力を高める作用から風邪予防や美肌・美白効果や疲労回復などの効果・効能が期待されます。
その他にも八朔（ハッサク）には
● 免疫効果を高める
● 肌荒れ防止
● アンチエイジング効果
● 疲労回復
● 利尿作用
● むくみ予防
● 高血圧予防
● 整腸作用
などの効能が期待されています。
八朔の選び方
八朔（ハッサク）は持った時にずっしりと重みのあるもの、全体的にオレンジに色づいているもの、表面につやがあり傷ながないものを選びましょう。
八朔の保存方法
八朔（ハッサク）は箱やザルなどに入れ直射日光のあたらない風通しの良い場所で常温保存します。
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八朔を使った簡単レシピ
八朔ジャム
材料
八朔 500g
砂糖 300g
作り方
１
八朔は皮をよく洗って横半分に切り果汁を絞り
実、皮、果汁に分けます。
２
八朔の皮は薄皮を取り除き細く切ります。
３
八朔の皮は苦みをとるため３回茹でこぼします。
４
ホーロー鍋かステンレス鍋に、すべての材料を
入れ火にかけます。
５
焦がさないよう混ぜながら煮詰めていきます。
６
ほど良いとろみがついたら火を止め粗熱が
取れたら煮沸消毒済の瓶に詰めます。
八朔フレッシュジュース
材料（2人分）
八朔みかん 2個
蜂蜜 大匙3
氷 5個
作り方
１
八朔は皮と薄皮を剥ぎ、種を取り除きます。
２
ミキサーにすべての材料を入れ攪拌します。
八朔酒
材料
八朔 4個
氷砂糖 200g
ホワイトリカー 1000ml
作り方
１
八朔は1個分の皮を使用するためたわしなどで
よく洗って皮を剥き千切りにします。
その他の八朔は皮を取り除いて実はすべて
輪切りにします。
２
アルコール消毒済の瓶に八朔の実、1個分の皮、
氷砂糖を入れ入れてホワイトリカーを注ぎます。
３
直射日光の当たらない場所に保管し1か月で皮を
取り出し2か月で実も取り出して濾します。
４
さらに熟成させ3か月くらいから飲めるように
なります。
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