ナツメの効果・効能・レシピ・選び方・保存法

夏の果物
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四季がはっきりしている日本では、さまざまな旬の果物が季節ごとに容易に手に入ります。
最近では栽培方法も進化し、一年中食べられるものも増え、旬がわかりにくくなってきた感もあります。
しかし、やはり旬の果物が一番安価で、おいしく、また栄養価も高いのです。
季節ごとに摂れる果物を知り、たっぷりおいしく丸ごといただきたいものです。

ナツメ(棗)とは

ナツメは、中国原産のクロウメモドキ科の落葉高木で、果実が食用になります。
日本では飛騨地方で甘露煮として食べられるほか、乾燥させたりお菓子の材料にします。
また生薬としても利用されます。

 

ナツメの旬は

初夏に、淡緑色の小さな花をつけ、夏に果実をつけます。
旬の時期は、機構によっても変わりますが夏の終わりから秋にかけてです。

ナツメに含まれるの栄養成分

・ベーターカロテン
・ナイアシン
・ビタミンB2
・パントテン酸
・カリウム
・ミネラル
・食物繊維
・葉酸

 

ナツメの主な栄養効果・効能

ナツメには体を温める効果があると言われており古くから生薬としても利用されてきました。
ナツメには血流をよくするビタミンPやサポニンや食物繊維が豊富に含まれるており冷え性改善や便秘解消など女性にはうれしい効能も期待されます。

その他にもナツメには

● 滋養強壮効果
● 利尿作用
● 疲労回復
● 肌荒れ改善
● 鎮痛作用
● 免疫力を高める
● アンチエイジング効果
● 鎮静作用
● 不眠解消

などの効能が期待されています。

 

ナツメの選び方

ナツメを選ぶ際は表面につやがあり、傷のないものを選びましょう。

 

ナツメの保存方法

 

ナツメを保存する際は乾燥を避けるため紙袋やパックなどにつつんで野菜室に入れましょう。

 

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ナツメを使った簡単レシピ

ナツメ酒

 

材料
乾燥なつめ    200g
氷砂糖      200g
ホワイトリカー  1000ml

作り方
 1 
乾燥ナツメは包丁でいくつかに刻みます。

 2 
アルコール消毒済の瓶になつめと氷砂糖を入れ
ホワイトリカーを注ぎます。

 3 
冷暗所に置き熟成させます。

 4 
1か月ごろからがのみごろです。

 

ナツメのジャム

材料
生なつめ    200g
砂糖      100g
レモン汁    大匙1

作り方
 1 
鍋になつめとなつめがつかるくらいの水を入れて
火にかけます。

 2 
柔らかくなったら火を止め粗熱を取ります。

 3 
煮汁はそのままに身を取り出しつぶして種を
取り除きます。

 4 
なつめを鍋に戻し砂糖を加えて煮詰めます。

 5 
レモン汁を加え火からおろして煮沸消毒した
清潔な瓶に保存します。

◆ジャムは冷めると固くなる傾向があります。
ややまだ柔らかいかなと思うくらいで火を
止めましょう。

 

ナツメ茶

作り方
 1 
熟する前の果実を採取します。

 2 
きれいに洗って蒸してから日干しします。

 3 
乾燥したら出来上がりです。

淹れ方
 1 
ポットにナツメ茶葉を入れ熱湯を注ぎます。

 2 
5分から7分ほど蒸らしてからいただきます。

 

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