最近では栽培方法も進化し、一年中食べられるものも増え、旬がわかりにくくなってきた感もあります。
しかし、やはり旬の果物が一番安価で、おいしく、また栄養価も高いのです。
季節ごとに摂れる果物を知り、たっぷりおいしく丸ごといただきたいものです。
アプリコットとは
アプリコットは、中国を原産とする、バラ科サクラ属の落葉小高木で、その果実が食用になります。
和名はアンズ(杏子)です。
甘みがあり生食できます。
そのほかジャムやドライフルーツなどに加工されます。
アプリコットの旬は
アプリコットの旬は初夏です。
春に桜より少し早い時期に淡紅色の花を咲かせ、6月から7月にかけて梅に似た、橙黄色の果実をつけます。
アプリコットの主な成分
・β―カロテン
・リコペン
・ビタミンA
・ミネラル
アプリコットの主な栄養成分
アプリコットに含まれるリコペンやカロテノイドには抗酸化症があり老化の原因となる活性酸素を抑える働きによりアンチエイジング効果が期待されます。
その他にもアプリコットには
● 貧血を予防
● 夜盲症改善
● 高血圧予防
● 便秘解消
● 疲労回復効果
● 視力低下予防
● ドライアイ予防
● 風邪予防
● 免疫力を高める
などの効能が期待されています。
アプリコットの選び方
アプリコットを選ぶ際はきれいな色のもの表面に傷がないものを、実が熟して柔らかくなりすぎてないものを選びましょう。
アプリコットの保存方法
アプリコットはパックなどに入れ野菜室に保存しますが日持ちがしませんので早めに食べきるかジャムやピューレなどにしてから保存するのがおすすめです。
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アプリコットの簡単なレシピ
アプリコットジャム
材料
アプリコット 500g
グラニュー糖 250g(実の50%)
作り方
1
アプリコットはきれいに洗って包丁で
切り目を入れ種を取り除きます。
2
ボウルに果肉とグラニュー糖を入れて
半日寝かせます。
3
水が出てくるので一緒に鍋にかけます。
4
沸騰したら火を弱めアクを取り焦がさない
よう混ぜながら丁度のとろみなるまで
煮詰めます。
5
あらかじめ煮沸消毒しておいた瓶に詰め
保存します。
ドライアプリコット
材料
アプリコット 500g(種を取った分量)
グラニュー糖 250g(実の50%)
水 250g
作り方
1
アプリコットはきれいに洗って包丁で切り目
を入れます。
2
ボウルに果肉とグラニュー糖を入れて半日
寝かせます。
3
水が出てくるので一緒に鍋にかけ30分ほど
煮詰めます。
4
キッチンペーパーで水分をふき取りシートに
挟んで冷蔵庫で1晩かせます。
5
シートを外しさらに水分をふき取りクッキング
ペーパーを敷いたオーブン皿に並べ1時間乾燥
させます。
6
乾燥が不十分ならさらに天日干しします。
7
出来上がったら煮沸消毒した清潔な瓶で保存します。
アプリコット酒
材料
杏 600g
ホワイトリカー(35度) 1000ml
氷砂糖 200g
作り方
1
杏はヘタを取り綺麗に洗ってキッチンペーパー
などで丁寧に水分をふき取ります。
2
アルコール消毒済の瓶に杏、氷砂糖を入れ
ホワイトリカーを注ぎます。
3
直射日光の当たらない場所に保管し2か月で
実を取り出します。
4
さらに漬け込み半年くらいから飲み頃になります。
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